おもちゃ箱

 

 

 プロフィールに書いたとおり私は1963年、昭和38年生れである。白黒テレビからカラーテレビへと転換する時代であり技術革新そしてテレビがいよいよ娯楽の本領を発揮する魁の時代であった。    

 

海外のドラマに影響され様々なテレビ番組が制作され、こども向けのものも多く作られた。白黒時代では鉄腕アトム、スーパージェッター、鉄人28号などが放送されていた。実写では月光仮面のあとを受けて様々なヒーローもの、忍者部隊月光(これってカラーだったけ?)や隠密剣士(30分ものの時代劇など今では予想も出来ないであろう)が人気を博していた。

 

カラーテレビ時代が到来すると更に拍車がかかった。海外ものではサンダーバードやキャプテンスカーレットが、国内では古風なヒーローものである黄金バット、そして一大ブームを造り上げた「梶原一騎型スポーツ根性もの」である巨人の星、あしたのジョーなどが人気であった。

 

相前後して登場したのがウルトラマンであった。実写での強烈な印象を与えたヒーローの登場にこどもだけでなく大人も惜しみない拍手をもってこれを迎えたように記憶する。光速エスパーやマグマ大使などの実写ヒーローものが流行したのにはウルトラマンの存在を外すことは出来ない。食い入るようにテレビに向かっていた自分の姿が今も鮮烈に甦る・・・・。その後登場した等身大ヒーローものである仮面ライダー、人造人間キカイダー、レインボーマン(笑)エトセトラ、エトセトラ。これらは現在制作されているものの原点でありある意味すべてのジャンルの番組が出揃った観がある。

 

その時代に私を含め今のこども達とは違う「テレビっ子」と呼ばれる世代が誕生したわけである。今と何が違うかと言うと、限られた時間帯、少ないこども番組という厳しい条件があったためだ。それゆえ一作一話に対する思い入れ、一喜一憂がビデオ撮りできる今とは比にならないほど激しく鮮烈な記憶となっているのだと推測する。多くのことをテレビから覚え、現在の趣味にも多大な影響を与えられたと痛感している。海外ドラマの面白さ、例えば奥様は魔女やかわいい魔女ジニー、コンバット、宇宙大作戦、原子力潜水艦シュービー号、スパイ大作戦、ナポレオンソロ、インベーダー、少し新しいところでは謎の円盤UFOなどに夢中になり、かつ、ひところ毎日のように放送していた洋画劇場のおかげで私は映画好きとなった。

 

それなどはまだ可愛い方である。柔道一直線や空手バカ一代は多くの格闘家の誕生と成長に多大な影響を与えた。ブルース・リーの存在も忘れてはならない。当時のこども番組や娯楽の先端であった海外ドラマ・洋画の時代の先取りぶりには改めて驚かされる。

 

が、そうした映画や大人向け番組は別としていつしかこども番組を見なくなってしまった。ウルトラシリーズではウルトラマンA、仮面ライダーシリーズではV3が最後となった。

 

 

ところが数十年たち今も思い起こすのはかつてのヒーローたちであり当時の人気ドラマ、映画である。そして最近は当時の大型のソフトビニール人形とは違った小振りな、高級品からがちゃぽんの景品までピンキリながら「フィギア」と呼称を変えたものが大人気となっているではないか(おもちゃには変わらないし基本的にゃ同じさ♪)。それも今放送している最新のものだけでなく古きよき時代のヒーローものもリバイバルで復活している!

 

いつの時代もこども心は絶えることがない、ゆえに「みつごの魂百まで」なのであろう。なんとなく集めてしまった(笑)。無論究極のマニアではないのでコレクションといえるものでは到底ないが、ヒーローものフィギアなどを紹介してみたい。肩の力を抜いて、童心に帰ってお楽しみくださると幸いである。

 

秘密結社ショッカーに捧ぐ

アジト

大幹部のすべて、その1

大幹部のすべて、その2

大幹部のすべて、その3

大幹部のすべて、その4(準備中)

戦闘員

地獄の軍団ショッカー怪人名鑑

首領の正体

 

永遠なるヒーロー仮面ライダーに捧ぐ

仮面ライダー〜不滅の金字塔

 

 

ウルトラヒーローに捧ぐ

ウルトラマン(準備中)

ウルトラセブン

 

 

 

 

 

こどもっぽいので帰る

 

 

 

 

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